美容皮膚科に転職した医師の年収

投稿日:2018年7月26日 更新日:

美容のイメージ画像

シワやたるみの改善など、美容目的での皮膚治療を行なう美容皮膚科は、美容外科とならんで高収入が期待できる診療科です。

具体的な治療内容としては、ボトックスやヒアルロン酸の注入・ケミカルピーリング・フォトフェイシャル・医療レーザー脱毛などがあります。

美容目的の治療は自由診療になるため、実入りが大きい分、医師の給与にも反映されるのですが、そのクリニックが自由診療を専門にやっているのか、それとも保険診療も行なっているのかによっても年収は変わってきます。

この記事では、美容皮膚科に転職した医師の年収についてくわしくご紹介していきます。

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美容皮膚科医の平均年収

医師の給料

美容皮膚科医の年収は、上でも触れたように、自由診療を専門で行なうのか、それとも一般皮膚科の中で自由診療も行なうのか、によって変わってきます。

一般的な皮膚科医(勤務医)の年収は、1,300万~1,500万円の間が平均です。開業医になるともっと稼げることが多いのですが、最近は皮膚科医の開業志向が高まっており、皮膚科医院の数が増加傾向にあるため、開業については慎重に考える必要があります。

また、他院との競争が激化する中で、自由診療のスキンケア治療や脱毛なども行なう皮膚科が増えています。人気のあるクリニックなら、年収1,500万円以上稼ぐことも可能です。

一方、美容皮膚科のみを標榜、もしくは美容外科といっしょに入っているクリニックでは、保険診療を行なわない分、年収は高くなります。

美容皮膚科のみの年収をリサーチした調査結果がほとんどないため、正確なデータはありませんが、およそ1,800万円~2,000万円と、美容外科医とほぼ同程度の年収が期待できると思われます。

医師求人サイトに掲載されている、美容皮膚科医の実際の求人

参考として、実際に医師求人サイトに掲載されている美容皮膚科医の求人の一部をご紹介したいと思います。

勤務地 神奈川県
施設の種類 クリニック
診療科目 美容皮膚科
給与 2,000万円~(応相談)
条件など 記載なし
勤務地 兵庫県
施設の種類 クリニック
診療科目 美容皮膚科
給与 2,400万円~(応相談)
※未経験の場合1,800万円~
条件など 美容外科経験の経歴優遇
勤務地 神奈川県
施設の種類 クリニック
診療科目 一般皮膚科・美容皮膚科
給与 1,000万円~1,500万円(応相談)
条件など 経験4年以上
勤務地 東京都
施設の種類 クリニック
診療科目 一般皮膚科・美容皮膚科
給与 1,000万円~1,800万円(応相談)
条件など 初期研修修了以降
勤務地 広島県
施設の種類 クリニック
診療科目 美容外科・美容皮膚科
給与 2,000万円~3,000万円(応相談)
条件など 記載なし
勤務地 東京都
施設の種類 クリニック
診療科目 美容外科・美容皮膚科
給与 2,000万円~3,000万円(応相談)
条件など 美容分野での経験があれば科目は不問。ボトックス・フィラーの経験有。

上記はほんの一例ですが、やはり標榜する診療科の種類によって年収が変わることがうかがえます。

自由診療を専門に行なうクリニックほど年収が高い一方、保険診療も行なうクリニックでは1,000万円台にとどまるようです。

もちろん、開業するとなると話はまた変わってきますが、勤務医としてどこかのクリニックに転職する場合、高収入をねらうなら自由診療専門のところを選んだほうが確実といえるでしょう。

美容皮膚科への転職・転科は難しい?

美容皮膚科医は、全国的に求人が少ないため、転職は狭き門であることは確かです。

たとえば、業界最多の求人掲載数を誇る「エムスリーキャリア」で検索すると、皮膚科だけなら全国に677件見つかりますが、美容皮膚科を条件に加えるとわずか123件しかヒットしません。

求人サイトでは非公開求人も保有していますが、それでも求人が多いとはいえないのが現状だと思われます。

また、条件としては一般皮膚科・美容外科での経験があるドクターを優遇するところが多いため、まったく関係のない他分野からの転科はやや厳しいのが現状です。逆に、皮膚科専門医や形成外科出身のドクターであれば、美容分野は未経験でも採用される可能性が高くなります。

とはいえ、求人を見ますと「美容皮膚科に興味があれば、転科・未経験を問わず」としているところも少ないながらあるため、転科できる可能性は決してゼロではありません。

また、美容皮膚科で行なっている治療は施設によりさまざまですので、たとえば脱毛などの機械を使った治療を中心に行なうところであれば、未経験のドクターでも比較的採用されやすいと思われます。

ちなみに、大手の美容皮膚科や美容外科では新しい院を展開するにあたって、院長や管理医師を募集するところも多くみられます。経営やマネジメントに興味ある方や、将来的に開業を考えている方には最適です。

美容皮膚科への転職を成功させるコツ

医師の転職

求人数自体が少ない美容皮膚科への転職を成功させるためには、何はなくとも医師の求人サイトに登録することが先決です。

上でも触れたように、各サイトでは独自のパイプによる非公開求人も多く取り扱っているため、登録して担当コンサルタントに希望条件などをくわしく伝えるだけで、転職先の選択肢が広がります。

とくに、皮膚科や形成外科以外からの転科を希望する方や、美容分野未経験の方は、研修制度のしっかり整った転職先を見つけるためにも、ぜひプロのコンサルタントのサポートを受けましょう。

まとめ

美容皮膚科医の年収や、転職事情などについてご紹介しました。

美容皮膚科医の収入は、自由診療専門かどうかによって大きく異なります。高収入を重視するなら、自由診療のみを行なうスキンクリニックや、美容外科といっしょになった美容専門のクリニックを中心に探したほうがいいでしょう。

ただし、その場合は求人数が限られてくるため、医師転職サイトに登録して非公開求人を紹介してもらえる環境をつくることをおすすめします。とくに他分野からの転科を希望する方は、受け入れ態勢のある職場とうまくマッチングするためにも、医師専門の転職コンサルタントのアドバイスを受けてみてください。

第1位!エムスリーキャリア

全国約30万人の医師の約8割が登録する医師登録会員数25万人以上のm3(エムスリー)が運営する医師転職サービスです。※他にない非公開求人も多数所有。ほとんどの医師が利用する転職サービスです。

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