医師の転職先の探し方

投稿日:2017年11月25日 更新日:

転職先の探し方としては、転職雑誌やハローワーク、インターネットなどで求人情報をリサーチするか、もしくは知人の紹介を受けるという方法が一般的です。

しかし医師の場合、専門性の高い職業ということもあって、転職雑誌やハローワークで取り扱われている求人情報は多くありません。また、多忙な医師が自らあちこちに出向いて転職活動をするのは難しいことから、医師の転職では「知人の紹介」が多い傾向がみられます。

とはいえ、それも少し前までの話で、最近は医師の転職活動もだいぶ様変わりしているようです。

ここでは、転職活動経験のある医師へのアンケート調査の結果をもとに、医師の転職先の探し方の最新情報をご紹介していきます。

最近の医師は、どのように転職先を探しているのか?

まずは、実際に転職活動をしたことのある医師が、どのような方法をとったのかについてのアンケート調査の結果から見ていきましょう。

株式会社メディウェルのアンケート調査

株式会社メディウェルが、自社運営の「医師転職ドットコム」というサイトを利用して転職した医師(287名)を対象に行なったアンケート調査の結果は、以下の通りです。

転職先の探し方(複数回答)
1位 インターネットで探す 270人
2位 友人・知人に聞く 70人
3位 雑誌や紙の情報源より探す 13人
4位 その他 12人

医師転職ドットコム「『転職した医師はどのようなポイントを重視していた?』―医師の転職後アンケート調査―」参照

「医師転職ドットコム」の利用者を対象にしたアンケート調査ということもあるでしょうが、「インターネットで探す」という回答が圧倒的に多い結果となっています。次いで「友人・知人に聞く」が続きますが、それ以外の方法はほとんどとっていない医師が多いことがわかります。

Joy.netのアンケート調査

女医向けのサイト「Joy.net」でも、サイトの利用登録者を対象に同様のアンケートが行なわれています。こちらは女性医師のみの回答です。

どのように転職先を探しましたか?(複数回答)
1位 自分で情報収集して探した 71.4%
2位 人材紹介会社を利用 34.3%
3位 伝手で探した 28.6%
4位 その他 5.8%

joy.net「女医たちの転職事情 転職活動をしたことある女医は6割近く!」参照

こちらの調査でも、知人の紹介より自分で情報収集をした医師のほうが多いという結果になりました。特にインターネットを利用して、転職サイトや、希望のエリア内にある病院のホームページをチェックした人が多いようです。

ちなみに2位の「人材紹介会社」は、最近ではネットの転職サイト(転職エージェントのサイト)と同義になっているため、総合的に考えるとやはりインターネットを利用して転職先を探す医師が多い、という現状が見えてきます。

医師が、転職サイトを利用して転職活動をするメリットとは?

上でご紹介したアンケート調査の結果からも、最近は知人の紹介より、インターネットを通して自ら情報収集する医師が増えていることがわかります。

その中でも特に急増しているのが、転職エージェントが運営する転職サイトの利用です。

転職サイトを通した転職活動には、その他の方法と比べて以下のようなメリットがあります。

多忙な医師でも効率よく転職活動ができる

転職エージェントが運営する転職サイトでは、必ず担当のコンサルタントが一人ひとりに付いて、希望条件に合った職場をマッチングしてくれます。

また、給与や勤務時間などの交渉や、面接日時の調整なども代行してもらえるため、自分で直接動くよりも効率のいい転職活動ができます。

後々トラブルが起きにくい

ひと昔前まで主流だった「知人の紹介」では、基本的に知人からの情報をもとに転職を決めるため、実際に勤務してから「こんなはずじゃなかった!」というミスマッチが起こりやすくなります。

しかも知人の紹介で入った以上、勤務条件の改善を求めたり、すぐに辞めたりするのもなかなか難しいものです。

その点、転職サイトなら担当コンサルタントが条件に合った職場を紹介してくれますし、決まった勤務条件は書面で確認するため、転職後のトラブルが起きにくくなります。

良い医師転職サイトの選び方とは?

多忙な医師にとって非常に便利な転職サイトですが、最近はサイトの数がかなり増えているため、「その中からどこを選ぶべきか」という問題も出てきます。

先にご紹介した株式会社メディウェルのアンケートでは、「インターネットで転職先を探す際に重視する点」として、転職サイトを選ぶ時のポイントについても調査を行なっています。

インターネットで転職先を探す際に重視する点(複数回答)
1位 求人数が多い 145人
2位 情報量(中身)が豊富である 121人
3位 検索で上位にある 113人
4位 サイトが使いやすい 82人
5位 その他 32人
6位 特集や興味のあるページが充実している 21人

医師転職ドットコム「『転職した医師はどのようなポイントを重視していた?』―医師の転職後アンケート調査―」参照

転職サイトを選ぶ際にもっとも重視されることが多いのは「求人数」で、次いで「情報量の豊富さ」「検索で上位に来ること」となっていることから、サイトの規模で選ぶ医師が多いことがわかります。

ただし、実際に転職活動をサポートしてくれるのは担当コンサルタントですので、転職が成功するかどうかは「担当者の質によるところが大きい」のも事実です。もちろん求人数や情報量が大いに越したことはありませんが、それだけでいい転職ができるとは限らないため、できれば3社ぐらいには登録して、メール・電話での対応を確認することをおすすめします。もちろん可能であれば直接面談して、担当者の人間性や、自分との相性をチェックするのが一番です。

転職は人生の中でも大きなイベントですから、本当に信頼できるコンサルタントに任せるようにしましょう。

まとめ

医師の転職先の探し方の最新情報をご紹介しました。

アンケートの結果を見てもわかるように、最近の医師の転職活動は「インターネット」が主流となっています。その中でも、転職エージェントの運営する「転職サイト」は、多忙な医師でも条件のいい職場を効率よく探せるとして人気です。

これから転職サイトへの登録を考えている方は、サイトの規模だけではなく、実際に自分の代わりに動いてくれるコンサルタントの質を重視して選ぶことをおすすめします。

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