医師が働きながら転職活動をする場合の注意点

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多くの場合、転職活動は現在の職場に勤めながら行なうものです。ひそかに準備を進め、新たな職場が見つかってから辞める意思を伝える…というケースが多いと思います。

この手順は医師の転職でも同じなのですが、医師はとにかく多忙な人が多いため、働きながら転職活動に十分な時間を割くのはかなり大変です。

また意外と業界が狭いため、自分で動くと転職活動をしていることがバレやすく、人間関係に亀裂が入る可能性がある点も厄介なところでしょう。

医師が働きながら転職活動をする際に注意したいことや、リスクを低くするためのコツなどについてご紹介していきます。

転職活動の職場バレに気をつける!

どの職業にもいえることですが、転職活動をしていることが同僚や上司に知られてしまうと、どうしても職場に居づらくなってしまいます。

特に医療業界は慢性的な人手不足の状態にあるため、どの職場でも医師に辞められてしまうのは大きな痛手です。

転職を考えていることがバレると、待遇改善の提案など、あの手のこの手で慰留のための交渉を持ちかけられることが多いでしょう。

中でも引き止めが激しいといわれるのが、大学病院の医局です。

最近ではだいぶ時代が変わり、あっさりと円満退局に持ち込めるケースも増えていますが、人間関係が悪化したり、教授にかなりきつい言葉を言われたりする人もまだまだ多いといわれます。

転職活動が職場にバレるきっかけとして多いのは、「同僚からの情報漏えい」です。これは医師に限りませんが、何気なく同僚に話した転職話が上司に伝わってしまうケースは、実際に少なくありません。

また医師の場合、「業界間での情報共有」にも注意が必要です。

医師の世界は意外と狭いため、面接に行ったり、ほかの病院の医師に転職の相談をしたりすると、それが知らぬ間に職場に伝わってしまう可能性があります。

ほかには、面接に行った病院から、職場で使っているメールアドレスに連絡が来てしまい、それを同僚や上司に見られてしまったというケースもあるようです。十分に注意したいですね。

転職の意思を伝えるタイミングに気をつける!

現在の職場に辞める意思を伝えるのは、基本的には次の職場が決まってからのほうが無難です。

もし転職先が未定のまま話してしまうと、多くの職場では強力な引き止めが行なわれます。

給与のアップや勤務時間の見直しはもちろん、医局であれば人事異動に関する希望を聞いてくれたり、海外留学の許可を出したりすることもあるようです。

こうした引き止め工作に遭わないためにも、転職先がしっかりと決まってから辞職意思を伝えるようにしましょう。

とはいえ、伝える時期には配慮する必要があります。すでに来年度の人事配置が決まっている段階で「辞めます」と言うのはさすがに迷惑ですし、ますます風当たりが強くなってしまいます。

できるだけ余裕をもって、遅くとも辞めたい時期の3~6ヶ月前には伝えておくようにしたいところです。

忙しくても、安易に転職先を決めない!

医師が働きながら転職活動をするにあたってネックとなるのが、「忙しさ」です。

特に勤務時間の長い職場に勤めている場合、思うように時間をとれず、目についた中で一番条件のいい職場に転職を決めてしまう可能性もあります。

その結果、「思っていたのと全然違う!」と後悔する人も実際にいるのです。

また、昔から多い「知人の紹介」にもリスクがあります。たしかに、信頼できる知人からの紹介ならいい職場に出会えそうな気がしますが、紹介先が必ずしも自分に合った職場とは限りません。

しかも知人の紹介で入った場合、知人の面目もあるため不満があっても言いにくいですし、すぐに辞めるのも難しいものです。

紹介を受けるなら知人任せにせず、必ず自分で情報収集や交渉などを行なうようにしましょう。

働きながら転職活動するなら、医師転職サイトの利用を!

ここまでご紹介したように、医師が働きながら転職活動をすることにはいくつかのリスクがあります。そのリスクを下げるためにおすすめなのが、医師転職サイトの活用です。

医師転職サイトでは、担当のコンサルタントがあらかじめヒアリングした希望条件をもとに、最適な転職先をマッチングしてくれます。

多くの転職サイトでは「非公開求人」も取り扱っていますので、自分で探すより条件のいい職場に出会える可能性が高いです。

また、給与や勤務条件などの交渉も代行してくれますし、求人票には掲載されない内部の実情についても教えてもらえます。

さらに、面接や見学などの段取りもすべてコンサルタントが行なってくれる上、サイトによっては面接に同行してもらうことも可能です。

そして、転職活動の職場バレも防ぎやすくなります。転職サイトは当然プライバシー厳守ですから、現在の職場にバレないように細心の注意を払って作業を進めてくれるからです。

ただし、転職活動が職場にバレるのは「自分の口から」というケースも多いため、同僚はもちろん、違う職場でも同業者にはなるべく話さないようにしましょう!

まとめ

医師が働きながら転職活動をする際の注意点や、失敗しないためのコツについてご紹介しました。

日々の労働で忙殺されている医師が、好条件の転職先を自力で見つけ出すのはなかなか難しいのが現状です。

その点、転職サイトを利用すれば担当のコンサルタントが情報収集からマッチング、面接のフォローまでさまざまなサポートをしてくれますから、多忙な医師でも働きながら効率よく転職活動ができます。

そのためにも、信頼できるコンサルタントのいる転職サイトを選ぶことが大切です。

求人掲載数や、登録会員数などのスペックももちろん参考になりますが、もっとも肝心なのは実際に動いてくれるコンサルタントの質ですので、できれば直接面談するなどして、人柄や相性などをチェックすることをおすすめします。

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